H18BYの「ひやおろし」を中心に比較試飲
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    2007年ひやおろし比較試飲

    全部「ひやおろし」と言う訳では無いのですが、うちに出入りしてくれる古川の蒲酒造さんが、秋に1000本限定で発売した「秋純米」のサンプルを持って来てくれたので、他の「ひやおろし」や、それに近い位置づけのお酒、新着したお酒を比較試飲してみました。

    左から
    ◆小左衛門 特別純米 (富山県産五百万石 精米歩合55%) ¥1,300-(720ml)
     今年春から扱い始めた岐阜県瑞浪市のお酒です。普段はもっと濃い、にぎやかな酒なのですが、これは穏やかで、小左衛門らしい吟醸香があって、あれこれ考えなくても素直に美味しい!!と思える旨口です。冷蔵庫温度だとフルーティーで甘ささえ感じます。生の魚介類にも合います。あと10本しかないので早い物勝ですが、美山錦1,475円もようやく円熟味をまして旨くなったので、そちらもオススメします。ただし美山錦は、刺身より、味の濃い山の料理の方が相性が良いです。味噌味を付けた肉料理とか。

    ◆石鎚酒造 特別純米ひやおろし (麹:備前雄町55%、麹:松山三井60%) ¥2,690-(1.8L) ¥1,360-(720ml)
     ここ2年で坂本酒店の柱になった酒蔵です。全てのお酒に共通する事ですが、私たち親子が大好きな、ドイツワインを髣髴とさせるフルーティーな余韻が長く続くお酒です。冷蔵庫温度で飲むと、引っかかりの無い綺麗な液体がするするーっと入って行きます。やはり瀬戸内のお酒ですね〜、是非魚料理と共にお楽しみ頂きたいです。ちなみに燗をつけても美味しいです。旨味がぶぅわーっと広がり、ボリューム感が増します。造りがしっかりした骨太な本性が出てきます。熱燗は×。人肌より低い温度がオススメです。

    ◆天領酒造 ひやづめ純米吟醸 (ひだほまれ 精米歩合60%) ¥2,500-(1.8L) ¥1,200-(720ml)
     地元のお酒としては、高く信頼している天領酒造さんのお酒です。4合瓶の価格が素晴らしいです。決して派手な旨味を持つ酒ではないので、最初の印象・評価は低かったのですが、飲んで行くに従い、その軽さが食中酒として大変重要な要素だということに気がつきました。長くお付合いするとき、こんな酒がいいな〜と、素直に思えます。特に山の、海のと言いません。食事全般にお使い頂きたいです。

    ◆渡辺酒造 蔵元の隠し酒 (ひだほまれ 精米歩合60%) ¥2,180-(1.8L)
     すでにお馴染みかとは思いますが、飛騨古川「渡辺酒造」の、新聞紙で包んだ限定酒。昨年夏に麹部屋を倍にしただけの事はあって、芯もコシもあるしっかりした酒質です。飛騨の酒らしく、ちょっと甘めに感じます。燗栄えしますが、冷蔵庫温度でワイングラスで飲んでもフルーティーです。楽しめる温度幅の広いお酒です。鍋料理から肉料理、味付けの濃い山の料理との相性は抜群です。普通酒に280円足しただけでこの価格なら、他の酒飲めなくなります。

    ◆蒲酒造 秋純米 (ひだほまれ 精米歩合50%) ¥2,450-(1.8L)
     渡辺さんと同じく飛騨古川「蒲酒造」の、今年初挑戦のお酒です。今回比較試飲して気に入り、16本だけ仕入れました。飛騨地区限定発売1,000本です。最初常温で飲んだとき、一口二口目の味はぐっと旨く、これは蒲さん気合を入れたいい酒だな〜と思ったのですが、それ以上は重たくて飲めませんでした。ところが!!これを10℃位まで冷したら、坂本お気に入りの「石鎚級!!」のフルーティーさが!!これは・・・っ!! 普通なら3,000円くらいしそうな品質がこの価格なら、納得です!!
    | 酒屋の息子 | 日本酒 | 10:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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