飛騨の地酒「深山菊・山車」
0
    深山菊の新酒
     飛騨の新酒がだいぶ出揃いました。最近テイスティングしたのは、飛騨高山の深山菊(上)と、山車(下)の新酒です。

     深山菊は、店長曰く「飛騨の地酒の味わいを頑固に守り続けている酒蔵。数年前深山菊の社長に、「あなたの蔵のお酒は近代的な味ではないので、もっと淡麗辛口にしたらどうか」とリクエストしたら、「うちの味わいは、最初のひと口から2合までは旨いけど、それ以上はくどくて飲めない酒。労働者が疲れて晩酌する時に、ホウバ味噌に凍みた漬物と干しシイタケを入れて食べて、2合飲んでぐっすり寝られるように造っている。」と返された。「深山菊の味は、それでいいのだ。」なるほど。確かにひと口飲んだ限りでは、今までの生酒の中ではトップクラスの美味しさ。ただ、飲み続けるとくどくなる味。1合飲むには確かに美味しい。

     山車は、酒屋の息子的には、高山市内のお酒としては今後最も成長を期待する酒蔵です。その理由の一つは花酵母。東京農業大学の研究室の教え子にのみ託された花酵母は、全国でも数少ない蔵元で使われており、飛騨では天領と、山車で使われています。なにより香りが良いです。同じ花酵母を使っている天領の新酒よりも、強い香りが立ち、結構辛口仕立てです。あと、社長が若いです。新しいことに積極的に挑戦する蔵の姿勢が、とても好印象です。
     
     日本酒の人気が落ちはじめて長い期間が経ちます。しかし、ディスカウントストアではなく、坂本酒店で日本酒を購入されるお客様、こだわって美味しい日本酒を探されているお客様が増えて参りました。これからの日本酒は、原料や造りにこだわったお酒でなければいけないことは明白です。精米を自社でやらなくなったとか、精米歩合が70%だとか、新酒のようなスペシャルなお酒を造るときも、一般米(あきたこまち等)を使うような蔵元は、正直魅力半減です。いや、あえて苦言を呈するならば、ミリョクナイです。坂本酒店は、魅力ある地酒を一生懸命宣伝したいです。魅力ある地酒を勉強して、お客様に宣伝します!!

    坂本酒店HP
    山車しぼりたて本生
    | 酒屋の息子 | 日本酒 | 01:41 | comments(2) | trackbacks(1) | - | - |
    まったく同感です。
    本日ご紹介された山車の社長は日本酒が売れないのではなく「うまい日本酒を作れば必ず売れる!」と言っていました。
    私も山車蔵元を応援しています。
    ぜひ近いうちに坂本酒店にもおじゃましたいと思います。
    | 都屋 | 2005/12/16 3:57 PM |
    都屋様、コメントありがとうございます。
    JCの件、せっかく御足労頂いたのに、申し訳ございませんでした。来春の改装と、それ以降の新しい展開を頑張って、しばらくは自分の周りで頑張ろうかなと思います。まずは自分の基盤がしっかりしていないと。その上で、もうちょっと余裕が出てきたら、まちづくりにも参加できたらと思います。

    うまい日本酒を造れば必ず売れる!その通りだと思います。私達の様な小売店は、そんな情熱ある蔵元としっかり付き合って、お客様に魅力を伝えます!!美味しい日本酒は確かに売れます。売れています。私も個人的に山車さんには頑張ってもらいたいと思っています。ただ、消費者の為には、中立的で、公正で客観的なテイスティングコメントを言えるように、もっと訓練しなければと思っています。微々たる力ですが、そういった行動により、少しでも飛騨の地酒を応援できないかなと。
    | 酒屋の息子 | 2005/12/17 2:00 AM |









    http://blog.waiwai-wine.com/trackback/187195
    ◆坂本酒店◆
    日本海側の北陸地方ではこのところ連日大雪なのに対して、高山はさほどでもなかったのですが、今朝の高山は久しぶりによく降りました。朝から雪かきをしていい運動になりました。さて、私のお気に入りでも紹介していますが、高山市久々野町(今年1月までは岐阜県大野郡久
    | 「都屋です」今日も元気に営業中! | 2005/12/18 3:58 PM |