高木酒造(飛騨金山)の初緑シリーズ
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    岐阜県下呂市金山町の、高木酒造さんの初緑が各種入荷しました。

     高木酒造さんは、安いパック酒の作り手という認識で、正直な話をしますと、坂本酒店では扱いたいと思いませんでした。
     これは、営業に来てくださった26歳の娘さんから伺ったのですが、高木酒造の社長さんも、そういった酒造りに何某かの思いがあった様で、3年前から「初緑」というシリーズを造り始めました。「飲み手と一緒に喜びを分かち合える酒を造りたい!」と言う、熱意があったんだと受け止めました。実際に試飲させて頂いて、価格に対してとても価値のあるお酒を造っていると判断しました。高木の娘さんと営業さんと長い時間話をさせて頂いて、飛騨の小売酒屋さんとして、地元飛騨の頑張っている酒蔵を応援しないわけにはいかないなという思い。坂本のお客様に、これはオススメしなきゃなという思いです。

     手始めに、21BYの初緑山田錦純米65%と、20BYの初緑火入れ純米を試してみてください。両方とも4合ビンで1200円という安さです。

    <21BYの初緑山田錦純米65%の感想>
     ワインで言うならば、フランスのミュスカでや、イタリアのソアーヴェ。爽やかで軽く、少し感じる酸が心地よく、食中酒として活躍しそう。わざとらしい派手な香りではなく、控えめだけど整った誠実な香り。加水してアルコール度数は15%と適度。1回火入れ。今から暑い夏までの間に飲んでちょうど美味しいと思われます。オススメは、今のところ冷ですね〜。山田の65%って、最近やたらと高精白にしないこういった造り、目にしますよね。僕は価格の面から見ても、味から見ても、秋までの酒としては文句無しの評価です。

    <20BYの初緑 ひだほまれ55% 火入れ 特別純米>
     黄色いラベルに緑の文字と、派手だな・・・な、ラベル。上記のお酒と違い、ややイエローがかった色で、熟成して味がのった、コクのある味わい。燗をつけるとさらっと飲めて、これがまた食中酒として良いが、常温のほうがコクが出ますな。特筆すべきはチーズとの相性。おそらく、味噌や醤油など、飛騨に限らず山の幸や肉との相性を考えると、初緑シリーズの中でこれが一番相性が良いと思う。よくこの価格で出しました!素晴しい。


     他にも、20BYの夏純吟、特別純米のムロカ生原酒、純米吟醸のムロカ生原酒、大吟醸などあります。この子達は、ちょっとまだ渋く固く、良い造りであるが故の閉じた雰囲気を感じたので、秋冬にかけてゆっくり売ります。もちろん、純米吟醸とか、冷で今飲んでも十分美味しいです。ちなみに4合瓶で1522円。山田100%で精米歩合50%。この感覚が飛騨に欲しかった。
    | 酒屋の息子 | 日本酒 | 23:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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